効率よく筋肉増強!1食タンパク質20gの理由【研究論文から解説】

朝は食欲がないから、夜に沢山タンパク質をとればいいよね?

こんな疑問に答えます。

最近、筋トレがブームになり、筋肉増強を目指す方にとって、1食に十分なタンパク質を摂取することは重要です。このブログでは、なぜ1食に20g以上のタンパク質摂取が筋肉増強には必要なのか、その理由や効果について詳しく解説します。

このブログの筆者

筋肉をよろこばせる管理栄養士

  • 保有資格:管理栄養士、栄養士、食生活アドバイザー、フードスペシャリスト、食品衛生責任者
  • 元タイヘイ株式会社 商品開発担当
    • 業務用レトルト食品の開発: 商品化100以上
    • 取引実績 : 病院、介護企業、コンビニなど
  • 現役バドミントン選手、体脂肪率18.5%
目次

1食タンパク質20g以上の摂取が筋肉増強に必要な理由

3つの研究論文から1回の食事で何グラムのタンパク質をとるべきなのか検証しました。

その①:筋トレ後にタンパク質0~40g

最初の研究では、若い成人の筋トレ後における0~40gのタンパク質摂取について調査し、20gのタンパク質を摂取することで、筋タンパク質合成が最大に促進されることが示されています 。この量を超えてタンパク質を摂取すると、エネルギーとして使われたり、尿素やその他の有機酸に変換され排出される可能性があります。

その②:1食タンパク質30g or 90g

2つ目の研究では、1食あたり30gまたは90gのタンパク質摂取が筋タンパク質合成に及ぼす影響を、若年成人と高齢者を対象に調査しました。結果は、筋タンパク質の合成は30gのタンパク質を摂取することで最大限に刺激され、タンパク質の摂取量を90gに増やしてもそれ以上の増加は生じないことが示されました。

その③:タンパク質10gを8食 or 20gを4食 or 40gを2食

3つの目の研究では、10gのタンパク質を8食、20gのタンパク質を4食、40gのタンパク質を2食を目標として、筋タンパク質合成に対するタンパク質摂取パターンの影響を調査しました。結果は、1日に20gのタンパク質を4回摂取すると、筋タンパク質の合成が最大になることが示されました。

結論

これらの研究結果から、1食あたり20〜30gのタンパク質を摂取することが筋タンパク質の合成には効果的であると考えられます。ただし、1日に必要なたんぱく質の摂取量には個人差があるため、総たんぱく質摂取量を3~4回の食事に分けて1食あたり20g以上のたんぱく質を摂取することが大切です。

参考文献

  • Schoenfeld, B.J., Aragon, A.A. How much protein can the body use in a single meal for muscle-building? Implications for daily protein distribution. J Int Soc Sports Nutr 15, 10 (2018)
  • Ingested protein dose response of muscle and albumin protein synthesis after resistance exercise in young men. Am J Clin Nutr. 2009.
  • A moderate serving of high-quality protein maximally stimulates skeletal muscle protein synthesis in young and elderly subjects. Journal of the American Dietetic Association, 2009.

「女の筋肉めし」では、国家資格をもつ管理栄養士が、忙しい毎日でも無理なく筋肉量を増やすためのレシピと、筋肉UP↑に役立つ栄養の知識を発信し、筋肉コンシャスな女性の筋肉ライフを応援しています。

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